闇金ウシジマくん(1~3巻)を読みました

昨日の影響で、積み本にあった闇金ウシジマくん(著:真鍋昌平)を一気読みしてしまいました。
続きもそのうち買いたい。それまではYoutubeの公式チャンネルを観ようと思います。

※ネタバレが嫌な方は読まないでください。

幸せを嚙み締められるようになる

めちゃくちゃ怖かったというのが感想です。だからこそ、私の現状は十分以上に幸せだと再確認ができました。

依存症の怖さ

作品内ではパチンコに行っている人がたくさん登場します。作中では、パチンコをするために闇金でお金を借りる人のことを「奴隷くん」と呼んでいます(まあ実際その通りでしょう)。

その「奴隷くん」の中に、お金を返せなくなって体を売る女性(子持ち)が登場します。その人は初めてそうなった日、家に帰って泣きながら謝りながら、子供を抱きしめるんです。もうパチンコやめるんだろうと思っていると、次のページ?にはまたパチンコに行ってしまいます。

ギャンブル依存の人は、こうやって搾取され続けるんだろうなと納得できました。

追い詰められた人の怖さ

特に怖かったのが2~3巻のあたり。ヤンキーみたいな人が無関係な一般人を攫います。

この一般人って、誰にでも当てはまることだと思うんですよ。追い詰められて何をするかわからない人が、手の届く範囲にいるかもしれない。

私が感じた気持ちについて、コミック版の幼女戦記で読んだものと同じだったので、引用しておきます。

「ルールを守らない人間が私を不安にさせた。ルールに従い積み上げたものを、彼らは破壊しうるからだ」ーコミック版『幼女戦記(7)』著:東條チカ、カルロ・ゼン

まさにその通りで、私が頑張って積み上げたものが、私の落ち度ではないのに根こそぎ失われると考えると、本当に恐ろしいです。

最近の闇バイトなんかはこれに当てはまることです。
将来、高齢者ばかりの自治体が増え、そこに後先考えない若者や文化の違う移民が増えたらと思うと不安です。

最後に

昨日は被害者側に寄り添った感情で記事を書いたので、今日は逆のことを考えることで、自分の中でバランスを取りました。

とはいえ、まだ「不運な人」と「自業自得な人」の両極端なパターンしか知らないので、今後見分を広められたらと思います。

結局、お金を借りるような状況になってしまう人をどうにかするしかないのでしょうね。昨日の記事と結論は変わりませんね。

では、おやすみなさい。

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